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2009.09.15

サロンパス味のジュース!?

今日は自由の女神を見るために朝から地下鉄でダウンタウンへと向かう。

わたしたちの泊まっているキッチン付きのアパートはミッドタウンイーストにあるため、ダウンタウンへ行くには
マンハッタン島を南に下ることになる。

自由の女神の観光ツアーのチケット(フェリーの周遊チケット)は当日買うこともできるみたいだけど、チケットを購入するのに混雑するときは2時間近く並ぶこともあるという話を聞いたのでわたしたちは事前にネットでチケットを購入しておいた。

 

フェリーは3階の右側が眺めがいいと聞いていたので、人混みをすり抜けてがんばって3階の右側の席をゲット。

多くの乗客が左側の席につくのを眺めながら「みんな右側の方が眺めが良いってみんな知らんみたいやなぁ」と
二人で話していると、フェリー出発の汽笛が鳴った。

ワクワクしながらカメラを構えて出航を待っていると、なんと船が後ろ向きで動き出した!
船首と船尾が思っていたのと逆だったようだ。

「ええぇぇ~!?」

というわたしの叫びとともにフェリーは無情にも後ろ向きに出航。

知らないのはわたしたちの方だったのだ。

満員のフェリー内で今さら移動することもできず、仕方なく左側にすわったまましょんぼりとリバティ島へと向かった。

 

しばらくするとわたしたちが調べていたとおりフェリーの右手に自由の女神が見えてきた。

わたちたちもデカイ外国人たちの頭ごしに両手をいっぱい上にのばしてがんばって撮影してみた。

090915_01

乗客たちは自由の女神を撮影しようと全員右側へ身を乗り出しているため、船はかなりの角度で右側に傾斜していた。

これは下船してから島に到着するフェリーを見ていてわかったことだけど、このときの船の傾斜はかなりのもので、
なぜ右側に転覆しないか不思議なぐらいである。リバティ島到着後は自由の女神を見たい人は下船し、リバティ島の次に着岸するエリス島へ行きたい人はそのまま乗船するという感じだった。

わたしたちはもちろんリバティ島で下船して自由の女神を間近で拝見。

ご存じのとおり、自由の女神は右手に松明、左手に独立宣言書を持っているが、袖から見える腕は100年以上も
同じ姿勢を続けているだけあり、意外にもプチマッチョだった。

リバティ島からはマンハッタン島の摩天楼を見ることもでき、海岸沿いを散歩しながらのんびりとした時間を過ごす。
自由の女神を堪能したあと12時30分の定期便フェリーへ乗船して一旦エリス島へ向かったけど、
わたしたちはこの島では下船しないで最終のバッテリーパークで下船。

バッテリーパークからは地下鉄の①番線でセントラルパークまで行く。

 

ランチをするためブルックリンダイナーというNYでも有名なレストランでCORNED BEEF & RYEというサンドウィッチと
MACARONI & CHEESEというパスタとブラックチェリーソーダを注文。

090915_02

ブラックチェリーソーダがさきに来たので炭酸飲料好きのモトキは

「おっ!不気味な色してるけどなかなかうまそうやんけ!」

とこの不気味な色のジュースについての第一印象を述べたあと

「めっちゃのど渇いててん!」

といきなりガブ飲み。

すると突然ジュースを噴き出しながらゲホゲホ咳き込みだした。

「どうしたん?!大丈夫?」と聞くと

「なんやこれっ!サロンパスやんけ!!サロンパス飲んでるみたいや・・・。」

と涙を流しながらわたしに訴えてきた。

チャレンジャーの方はぜひこのお店でブラックチェリーソーダを注文してみてください。

 

遅いランチのあとはセントラルパークを散歩。

公園内の芝生の上でゴロゴロしてのんびりとした時間を過ごした。

セントラルパークではみんな思い思いのくつろぎかたをしている。

のんびりと読書をする人もいれば、死んだように寝ている人もいるのだ。

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セントラルパークでくつろいだあと、ブロードウェイのミュージカルを見るためにタイムズスクエアへ向かった。

タイムズスクエアはニューヨークの中心ということもあり、どこよりも人が多い。

ミュージカルが開演されるマジャストシアターへ向かう。

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今日見るミュージカルは「オペラ座の怪人」。

劇場の内装が早くもオペラ座チックで、劇場に入ったときからワクワクする雰囲気だった。

オペラ座の怪人ではマスカレードなど有名な曲がたくさんあるが、さすがは本場ブロードウェイ。

役者さんの歌唱力は見事だった。

ミュージカル終了後は会場内全員がスタンディングオベーションとなり、ファントム役の役者さんから

「今日は2階席に子供たちが観に来ています。ぼくも子供の頃にここでコーラスラインを見てブロードウェイの役者になろうと思いました。今日来てくれている子供たちの中からもブロードウェイの役者がでるかもしれません。そうなったら役者としてぼくもうれしいです。」という話があり、観客は全員総立ちで拍手を続けていた。

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