国土の広いアメリカでの長距離移動は飛行機とレンタカーを利用。空路は世界一周航空券とLCC（格安航空会社）を利用。LCC（格安航空会社）を事前にオンライン予約しておくと経済的に移動することができる。ホテルは各都市や町で充実しており、早めにウェブから予約をすることで宿泊料も押さえることができるので、事前にある程度ルートを決めて回った。また、あらかじめルートを決めておいたことで、メジャーリーグやシルク・ドゥ・ソレイユなども事前予約することができ、ゆっくりと回ることができた。

カリブ海に面した中米の小さな国ベリーズ。のんびりした国のわりに物価が意外に高いのでビックリした。通貨はベリーズドルだが米ドルも流通しているので、ホテルやボート代などの支払いは米ドルでできる。ビザ代など出入国するだけで1万円以上はかかる。国内の主な交通手段はバスで、メキシコからグアテマラに抜ける旅行者が多かった。町には見どころがほとんどないが、カリブ海に浮かぶキーカーカーという島からは世界で2番目に大きなサンゴ礁群、ベリーズバリアリーフへのツアーがある。

メキシコではADO(アデオ)社という国内最大手のバス会社が普及しており、長距離移動はADO社のバスを利用した。バスの車内は空調設備もあり、座席のリクライニングも使用可能。マヤ文明の階段ピラミッドで有名なチチェン・イッツァ遺跡へはカンクンのセントロにあるバスターミナルからADO社のバスで簡単に行くことができた。ホテルは空調付きだと少し割高になるが、10月でも湿度の高いうだるような暑さだったので、私たちは空調付きの部屋に宿泊した。また、カンクンは治安も良く、のんびりとした時間を過ごすことができた。