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2009.09.22

時速100キロで動く家

今日は早朝にホテルを出発し、タコマ空港へ。

タコマ空港からはおなじみサウスウェスト航空でフェニックスへと向かった。

フェニックスは全米で5番目に大きな町ということ。

 

ところで、アメリカの空港からレンタカーを借りるには、空港内にカウンターがある場合と、シャトルバスがレンタカーオフィスと空港を巡回している場合、または、電話で迎えを呼ぶ場合とがある。

フェニックス空港に着いてからわたしたちは空港から出ているレンタカーオフィスまで向かう無料のシャトルバスに乗り込んだ。

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フェニックス空港近くのレンタカーセンターには、様々なレンタカー会社の窓口があり、この窓口でレンタカーを借りる手続きを行うようだ。

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なんとかなるだろうという軽いノリでレンタカーを予約しないで来たわたしたちは、数社のレンタカー会社から予約のない人は受付ていませんと断られ、愕然とする。

もしかしたら今日予約しているセドナのホテルにたどり着けないかも・・・とオロオロしていると、日本人らしき女性を発見!

とりあえず日本人の人に聞いてみようとモトキがさっそく声を掛けてみる。

予約しないとアメリカではレンタカーを借りることはできないのかHさんに聞くと、それは会社によるということ。

とても親切にアメリカのレンタカー事情を教えてくださった。

そしてHさんが今回予約しているFOXのカウンターだと予約なしで借りれるということなので、わたしたちもFOXでレンタカーを借りることに。

わたしたちが最初に聞きまわっていたHerz(ハーツ)やBudget(バジェット)などの大手だと値段が割高になるということで、このFOXでレンタカーを借りることができたのは結果的にとても助かった。

Hさん、助けていただいてほんとにありがとうございます!

 

アメリカのレンタカーは保険やカーナビをどうするかによって値段が大きく変わってくるので注意が必要。最低限入っておいたほうがいいものはLDW/CDWとLIS/ALIといわれている。アメリカで借りるとレンタル代より保険代のほうが高くなるときが多々あるようで、わたしたちは最低限の「LDW」のみにした。ほかの任意保険は海外旅行保険でカバー。

海外でレンタカーを借りるときは事前にある程度調べておくのがベターのようだ。

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<参考までに・・・アメリカの任意保険の種類>
LDW/CDW 自車両損害補償制度
PAI 搭乗者損害保険
PEC/PEP 携行品の損害にかかる保険
LIS/ALI 追加自動車損害補償・対人対物保険の事
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ちなみにわたしたちはフェニックス以降、下記のウェブサイトを参考にさせていただきました。

<アメリカレンタカーナビ>

http://www.usa555.com/

 

フェニックスのレンタカーセンターからセドナまでは国道17号線に乗り、200km程度走ると、298EXITで179号線に乗り換える。

走行距離は約200キロ。所要時間は2時間半程度。

わたしは右と左をよく混同するタイプなので、アメリカの右側通行だと危険だと判断。

運転はモトキが担当することに。左ハンドル、右側通行に最初は戸惑っていたけど、徐々に慣れてきてスムーズに運転するモトキ。わたしだったら今頃エライことになっていると思うと、運転してもらってほんと有難いなと思った。

セドナまでの道中、岩砂漠の中をひたすらまっすぐに貫く道路を走っていると、大きな影が道路前方を走っているのが見えた。

時間がたつにつれ、その影はだんだん大きくなり、その影の正体がわかったときには二人ともビックリ。
なんと家がトラックに牽引されて道路を走っているのだ!

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普通、家を運ぶにしても、一度バラしてから、運搬先でまた組み立てるのが普通だと思うけど、もうすでに完成した家が大きなトラックに積まれて運ばれていた。しかも走行時速は100キロ!

さすがサイズやスケールはナンバー1のアメリカである。

ここでは家も大きなプラモデルといった感覚なのかもしれない。

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