2009.09.30
ベラージオ!ベラージオ!ベラージオ!
昨日ドタバタと走り抜けたベラージオホテルを今日はゆっくり観光することにした。
オーシャンズ11の舞台にもなった有名なホテルだ。
ベラージオホテルとわたしたちの宿泊しているバリーズホテルは陸橋でつながっていてとても便利。
ちなみにラスベガスはひとつひとつのホテルの敷地がとてつもなく広く、わたしたちのホテルも部屋からホテルの敷地の外に出るまで10分以上かかってしまう。なのですぐお向かいのベラージオのロビーまで行くだけでも20分以上かかってしまった。ラスベガスはすべてがケタ違いのスケールだというけれど、納得の言葉である。
ベラージオは外観もさることながら、ホテル内も格段に豊かな印象を受ける。
きちんとすみずみまで手入れが行き届いてる感がホテル内を歩くだけで伝わってくる。
もうすぐハロウィンということで、ベラージオ内は秋を主体にした華麗なハロウィンの装飾に統一されていた。
フロントのうしろはこんな感じでパティオとなっていて、紅葉の装飾が見ていてほんとに気持ちがいい。
またロビーの奥にすすむと天井がガラス張りになっている巨大な温室のような空間が広がっていた。そこにはハロウィンの妖精たちが紅葉した森のところどことにいるといった感じの大規模な装飾がほどこされていて、ちょっとした散歩コースのようになっており、たくさんの観光客でにぎわっていた。
ホテルの宿泊客に加え、宿泊客以外の人にもこうして気持ちのいいスペースを提供するあたりに一流さを感じる。
紅葉した森の中にはこんなやさしい顔をしたハロウィンの妖精も。
昨日とはまったくちがう豊かな気持ちで歩くベラージオはとてもきれいだった。
今日はこのあとラスベガスを散策して夜はベラージオの噴水を楽しんだ。
ベラージオの噴水ショーは各ホテルで行われる無料のラスベガスショーの中でももっとも有名なものとなっている。ベラージオの前面にはホテルと同じぐらい巨大な面積のプールがあり、そこで15分おきに噴水ショーが開催される。ラスベガスに着いた最初の夜、道を歩いているとドンっという大きな爆発音が聞こえてくるのでどこかで花火があがっているのだろうと思っていたけど、実はその音の正体はこの巨大な噴水ショーの水柱が空高くあがったあとにプールに落ちる音だということがあとでわかった。水柱の高さは最高で70メートルあるとのこと。美しいBGMが流れ、そのBGMに合わせて水柱の動きや高さ、勢いなどが変化する様はとても幻想的。まるで噴水が曲に合わせて踊っているかのように見えて、見ていてあきることがなかった。わたしたちはこの無料の噴水ショーを4本立て続けに1時間鑑賞したけど、肌寒くさえなければもっと見ていたいぐらい素晴らしかった。