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2009.10.06

カンクンのホテルゾーン

カンクンの町はホテルゾーンとセントロという大きく2つのエリアに分かれている。

ホテルゾーンはリッツやヒルトンなどの巨大な高級ホテルがカリブ海沿いにズラーっと立ち並ぶ超リッチなリゾートエリア。カンクンのカリブ海沿いはすべてこの高級ホテルのプライベートビーチとなっているため、地元の人は利用できないというのが現状らしい。でもほんの数メートルだけホテルとホテルの間にどこの敷地でもないビーチがあり、地元の人はここで泳ぐということ。わたしも足だけカリブ海につけてみた。

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日差しの強いカンクンでこのひんやりした水の感触が心地良い。とても透明度の高い海。ほんとうにきれいで見とれてしまう。

ここホテルゾーンにはスタバやハードロックカフェがあったり、フードコートやショッピングモールがあったりと、まるでアメリカのような雰囲気。ホテルゾーンはすべて観光客向けのお値段なので割高となっている。日本人の観光客もホテルゾーンでたくさん見かけた。

わたしたちはこのホテルゾーンではなく、ホテルゾーンで働く人たちが住むというカンクンの中心部セントロに宿泊していた。

セントロは地元の人向けの値段設定のお店もたくさんあり、物価はホテルゾーンよりは格段に安い。

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セントロは夜に出歩いていてもメイン通だと人通りも多くとても明るい。カンクンはベリーズに負けず劣らず暑いので、日差しのキツイ日中の方が人は少ないぐらいだった。

またセントロで手ごろなお値段で食べれるレストランに空調のきいたところはほとんどなく、日中は暑くてなかなか食欲もわいてこない。なので日中レストランは閑散としており、客引きのおっちゃんたちだけが必死で道行くお客さんに声をかけている光景をよく目にした。わたしたちのホテルの前にあるレストランはわたしたちと顔を合わせるたびに「Hey! Japanese!」「Amigo!」「今日はランチはもう食べたの?」「うちのレストランは安くておいしいよ」「夕食はうちで食べない?」と声をかけてくる。来る日も来る日も10メートルほどついてきて「ほとんどタダ!」というウソまるわかりの勧誘をしてきてとてもおもしろかった。カンクンの客引きはほんとナイスガッツ!決してあきらめない彼らの姿勢には感心する。

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