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チチェンイッツァ -Chichenitza- の写真

チチェンイッツァ01

チチェン・イッツァ遺跡の入口
わたしたちのバスは高速道路をすぎ、鬱蒼としたジャングルの中をまっすぐに貫く道路を走り出しました。村人が牛を連れて道路を横切る牧歌的な高速道路。道路の先は陽炎が揺らめいていました。そしてひたすら走って着いた先がここ。チチェン・イッツァの入口です。

チチェンイッツァ02

チチェン・イッツァのジャングル
入口の建物をでると鬱蒼としたジャングルが向かえてくれました。突き刺すような太陽の光がまさにメキシコ。このジャングルの向こうにチチェン・イッツァが見えてくるのかと思うとわくわくしました。とりあえずみんなが歩いていく方向へ歩いてえいきます。

チチェンイッツァ03

階段ピラミッド①
でたー!チチェン・イッツァでもっとも有名な遺跡、エル・カスティーヨです。この階段ピラミッドが見たくてここまで来たんだと思うと、この息苦しいぐらいの暑さもふきとびました。

チチェンイッツァ04

ククルカン
このエル・カスティーヨの北面にある階段の最下段には、ククルカン(羽毛を持つ蛇)の頭部の彫刻があり、春分の日と秋分の日の太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ、階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れます(ククルカンの降臨)。

チチェンイッツァ05

戦士の神殿
エル・カスティーヨの東にあるのが、戦士の神殿と千柱の間があります。生きたまま心臓を取り出したといわれる戦士の神殿。真ん中には神の使者チャック・モールの像が置かれています。

チチェンイッツァ06

神の使者、チャック・モール
これが戦士の神殿の神の使者チャック・モールの像。チャック・モールはお腹に鉢を持っていますが、ここに生きたまま胸を裂かれた生け贄の心臓が、天体の運行に疲れた太陽に捧げられていたということです。

チチェンイッツァ07

階段ピラミッド②
このような小さなピラミッドがチチェン。イッツァ中にたくさんありました。なぜ上部が壊されているのかはわかりませんが、マヤ文明がなぜ滅んだのか、まだ謎の部分が多い遺跡なだけに、遺跡の近くを歩いているだけでとても不思議な感覚になりました。

チチェンイッツァ08

チチェン・イッツァ遺跡①
このような動物をかたどった遺跡も数多く見かけました。古代文明好きのわたしたちにはすべてが神秘的に見えて、とにかく写真を取りまくってしまいました。

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チチェン・イッツァ遺跡②
ククルカン(羽毛を持つ蛇)をかたどった遺跡はエル・カスティーヨ以外にもたくさんありました。

チチェンイッツァ10

チチェン・イッツァ遺跡③
これは骸骨の彫刻を施した基壇。マヤ文明は生贄の儀式が盛んに行われたことでもよく知られています。生贄の犠牲者をあらわしたものなのか、外部の部族に対する威嚇の意味があったのか、とにかく謎の多いチチェン・イッツァです。

チチェンイッツァ11

チチェン・イッツァ遺跡④
ちなみにこの日は相変わらずの灼熱のメキシコ。真昼間に太陽の下で観光をつづけているととても体力が奪われました。チチェン・イッツァの観光にはとにかく水が必要です。遺跡内の売店やレストランでももちろん水はたくさん売っています。

チチェンイッツァ12

球戯場跡のレリーフ①
戦士の首が切られている絵のレリーフです。首から蛇となった血がふきだしています。不思議で、ちょっとこわいレリーフです。

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球戯場跡のレリーフ②
球戯場跡のレリーフはこのようにたくさん連なっていました。どれもみごたえのある精巧なつくりのレリーフ。

チチェンイッツァ14

球技場跡
腰と太ももでボールを打ち、左右の壁に1個づつある小さなリングにボールを入れるというルールで行われていたマヤ文明の球技。このマヤの球技は、ゲームではなく、大切な宗教儀式でした。勝ったチームの主将は神への生け贄となったとか。

チチェンイッツァ15

チチェン・イッツァ遺跡⑤
階段ピラミッドはひとつではなく、いくつも見かけることができました。今は登れなくなっているので、どれも登ることはできませんでしたが、見ているだけでも遺跡のもつ不思議さを感じることができました。

チチェンイッツァ16

天文台
チチェン・イッツァ遺跡の天文台です。天文学が発達したマヤ文明は高度な天文台を持っていました。すべてのピラミッドが天文学にもとづいて作られています。

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チチェン・イッツァ遺跡⑥
このような大きな建物もありました。

チチェンイッツァ18

チチェン・イッツァ遺跡⑦
近づくとたくさんの石が積み上げられてできています。

チチェンイッツァ19

動物たち
遺跡の近くにはこのようなイグアナを見ることが多かったです。マヤの時代からこのようにイグアナが歩いていたのかなと思うととても感慨深いものがありました。

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遺跡のレリーフ
とても繊細なレリーフが施された建物もありました。

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チチェン・イッツァ遺跡⑧
石が積み上げられてできた建物の側面。いまもがっしりと積まれています。

チチェンイッツァ22

チチェン・イッツァ遺跡⑨
雨の神チャックの顔が建物の上部にはめ込まれていました。ほぼ全面に施された装飾がとても美しいです。チャックはユカタンのどこの遺跡でも見られるそうです。雨が少ないこの地方では、雨をつかさどる神チャックが特に大切に考えられてきたのかもしれません。

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お土産物屋さん①
マヤ人の末裔の人たちがお土産物を売っています。とてもおだやかでやさしい印象のマヤの人たち。みんな小柄で、目がとてもきれいな人たちでした。

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お土産物屋さん②
なぜか「見ざる、聞かざる、言わざる(?)」のようなサルの置物がおみやげ物として主流でした。あとはお店番をしながら実際に木を削って木彫りのお面を作っているの人がたくさんいました。カンクンにあるお土産物屋さんで買うよりは5~10分の1の値段で売られていました。

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チチェン・イッツァ遺跡⑩
真っ青な空とベージュの遺跡は何度見てもあきません。何度も何度もその姿の不思議さや神秘に心躍りました。

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戦士の神殿
戦士の神殿の列柱とピラミッド神殿。この場所には建物を支えた柱が数多く並んでいました。この列柱の多さから、とても規模の大きい神殿があったことがわかります。

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遺跡の列柱①
ジャングルの中に忽然とあらわれる神殿と列柱。

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遺跡の列柱②
この列柱は少し離れたところにひっそりとありました。ジャングルの木のこすれる音しか聞こえないぐらい、とても静かな場所でした。

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遺跡の列柱③
石の上にもびっしりと芝生がはえています。まさにつわものどもが夢のあと。

チチェンイッツァ30

チチェン・イッツァ遺跡の駐車場
チチェン・イッツァ遺跡の駐車場入口にある文字。ここで記念撮影している人がけっこう多かったです。

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