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◆ トラベルデータの ルート のページでは、各都市や町を結ぶ交通手段など、主に長距離移動の詳細について掲載しています。

中東,北アフリカ

エジプト  ルート一覧

※1エジプトポンド=約17円

カイロ -Cairo-アスワン -Aswan-

■移動日 : 2010.01.15

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
カイロ  アスワン 14時間 鉄道(エジプト鉄道:ENR) 165エジプトポンド=約2,805円

【チケット購入方法】

2日前に、ラムセス駅のチケット販売窓口で購入。

移動メモ

カイロからアスワンまでの鉄道移動。

ラムセス駅で発売している1等車の乗車券は2種類ある。ひとつは20時30分ギザ駅発アスワン行きの列車で寝台列車と1等車がつながったもの。もうひとつは22時00分ラムセス駅発アスワン行きの列車で旅行者用の1等車とエジプト人用の2等車がつながったもの。料金はどちらも1人当り165エジプトポンドだが、ギザ駅発の列車の方が比べものにならないくらい快適らしい。わたしたちはラムセス駅発の列車に乗車したが1等車も2等車もまったく同じ仕様になっていた。ただし1等車には外国人旅行者しか乗っていなかった。切符はラムセス駅11番ホーム横にある切符売り場で購入できる。1等車はスリーピングカーオフィスの窓口で購入できる。チケットを購入する際に窓口の人から寄付だからということで2エジプトポンドを支払った。寄付とは言いながら人任意のものではなく強制みたいな感じだった。
列車に乗車する前に係員のおっちゃんがチケットを見せるように言ってきたので、チケットを見せると座席まで案内すると言ってきたが、案内をお願いするとお金を要求してくると聞いていたので断った。列車の座席は6人席のコンパートメントタイプで、座席の背もたれは壁になっているので横になることはできない。同じコンパートメントには、私たちの他には日本人1人、チリ人2人、フランス人1人いた。列車が発車してしばらくすると、乗車する前に話しかけてきた係員のおっちゃんを含む3人の乗務員がまたチケットを見せるよう言ってきた。私たちは持っていたチケットを見せて問題なかったが、チリ人の大学生2人は乗車前にチケットを係員のおっちゃんに渡すように言われたらしく、「そこにいる係員のおちゃんに渡したから持っていない」と答えていた。すると係員のおっちゃんは、「そんなことは覚えていない」と言い、チリ人の大学生にお金を払うように要求していた。チリ人の大学生が猛烈に抗議してお金を払うことはなかったが、コンパートメントにいた6人とも、エジプトではこういうことはよくあることだからこれから気を付けて旅行を続けようという話で盛り上がった。私たち以外の4人は朝8時30分ころにルクソールで下車したので、アスワンまで身体を横にして休むことができた。

エジプト鉄道の列車料金や時刻はhttp://www.egyptrail.gov.eg/docs/index.html(英語)で検索することができるが、料金、時刻ともにウェブサイトとチケット販売窓口では異なるので、参考程度にしかならない。

ラムセス駅に停車するアスワン方面行の列車

座席にはアラビア数字が書かれている

アスワン駅に到着したのは12時だった

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アスワン -Aswan-ルクソール -Luxor-

■移動日 : 2010.01.18

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
アスワン  ルクソール 3時間15分 鉄道(エジプト鉄道:ENR) 31エジプトポンド=約527円

【チケット購入方法】

当日、列車に乗車してから検札のときに購入。

移動メモ

アスワンからルクソールまでの鉄道移動。

エジプトでは駅の窓口で列車の切符を売ってくれないということがよくあるよと、エジプト在住の日本人から聞いていたが、アスワン駅の切符売り場でルクソールまでの切符売ってくれなかった。外国人旅行者に切符を売らないといった様子ではなく、地元のエジプト人のおっちゃんたちも買える人と買えない人がおり、買えないおっちゃんは窓口の人に怒りながら切符を売ってくれみたいなことを言っていた。ちなみにアスワンで知り合った韓国人の女の子3人組は地元の女子学生に頼んで購入したと言っていた。アスワン駅の切符売り場のおっちゃんとアスワン駅そばのインフォメーションのおっちゃんにアスワンからルクソール行きの列車の時刻を確認したところ、言っていた時間がバラバラだったが、午後の15時と18時だけがどちらも共通して言っていたため15時発の列車に乗ることにした。念のため14時過ぎに駅に着くように行き、どの列車が2等車かプラットホームにいるツーリストポリスに確認。1番から5番車両は1等車で6番車両以降は2等車ということで私たちは8番車両に乗車した。また、ツーリストポリスから列車内でもチケットが買えるということと、料金は31エジプトポンドだということを確認しておいた。乗車してからも念のために座席近くの人で英語が話せる人にルクソールまでの料金を確認したら31エジプトポンドだということで、検札のときに二人分の乗車券を購入した。検札時に切符を持っていないと罰金があるヨーロッパとは違い、窓口で切符が買えない人のために車内で切符が購入できるようになっているのかよくわからないが、このときは検札のときに何も言われず切符を買うことができた。途中どこかはよくわからないが3つの駅に停車した。

2等車の車体には大きく「Ⅱ」と描かれてた

乗客のほとんどが地元の人

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ルクソール -Luxor-ダハブ -Dahab-

■移動日 : 2010.01.23-01.24

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ルクソール  ダハブ 16時間30分 バス(アッパーエジプト社) 130エジプトポンド=約2,210円

【チケット購入方法】

前日にルクソール駅の東にあるアッパーエジプト社のオフィスで購入。

移動メモ

ルクソールからダハブまでのバス移動。

アスワン駅近くのインフォメーションで確認したところルクソールからダハブ行きのバスがあるのはアッパーエジプト社のみとのこと。アスワン駅近くにはアッパーエジプト社のオフィスの他にスーパージェット社のオフィスもあり、ここでもダハブ行きのバスがあるか確認したところやはりアッパーエジプト社のみとのこと。アッパーエジプト社のオフィスでバスのチケットを購入。アッパーエジプト社で切符を購入したが乗車したのはイーストデルタ社のバス。バスは16時30分にアッパーエジプト社のオフィス前から出発。リクライニングはあまり良くなく、長距離用のバスとしては疲労が残る。バスの車内で出される飲み物やお菓子のサービスは有料でとても高いと聞いていたので手を付けないようにした。地元の乗客もみんな手を付けていない様子で、しばらくすると回収しにきた。バスの車内では「NINNJA」というタイトルの映画が流されていた。映像の劣化がひどくてあまりよくわからなかったが、おそらく70年代あたりのものだと思う。内容は忍者の衣装を着た主人公が拳銃を使って敵をやっつけるというもの。乗客のほとんどはエジプト人だったが以外にもほとんどの人たちが真剣に映画を見ていて驚いた。窓を開けている人もいたので夜はとても寒く砂埃もひどかった。マスクは気になる人だけでいいと思うが、防寒着は必ず持って乗車した方がいいと思う。ちなみに他の旅行者の話によると、カイロからダハブまでのバスは比較的新しく快適な移動ができるみたい。バスは翌朝の9時にダハブのバスターミナルに到着。

ダハブ行きのイーストデルタ社のバス

ダハブのバスターミナルの風景

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ダハブ -Dahab-ワディ・ムーサ(ヨルダン) -Wadi Musa-

■移動日 : 2010.02.15

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①ダハブ  ヌエバア 1時間20分 バス(イーストデルタ社) 11エジプトポンド=約187円
②ヌエバア  アカバ 4時間30分 フェリー 70米ドル=約6,580円
③アカバ  ワディ・ムーサ 2時間15分 乗り合いタクシー 5ヨルダンディナール=約660円

【チケット購入方法】

①当日、ダハブにあるバスターミナルのチケット販売窓口で購入。
②当日、ヌエバア港の西にあるチケットオフィスの窓口で購入。
③当日、アカバのイミグレを出たところにいた客引きと交渉。

移動メモ

ダハブからワディ・ムーサまでの移動。

①ダハブからヌエバアまでのバス移動。
ダハブのからヌエバアまでのバスは1日3本で午前は10時30分発のバスだけだった。確実にチケットを買うために余裕を見てダハブのバスターミナルに09時30分に到着するようにホテルを出た。結局バスはダハブのバスターミナルを10時50分に出発。ヌエバアに到着したのは12時10分だった。事前に運転手さんにヌエバアからヨルダンのアカバに行くことを伝えていたのでヌエバアに到着したら教えてくれた。ヌエバアでは道路の途中で降りたが、歩いて1分程度のところにフェリーのチケット売り場があった。

②ヌエバアからアカバまでのフェリー移動。
ヌエバアからアカバへの船は高速フェリーとフェリーがあるが、この日は高速フェリーが欠航していた。チケットは1人当り70米ドルだったがこのうち10米ドルは税金とのこと。チケットを購入し港へ向かい、ここで出国手続きを行った。ヌエバア港の入口には青色の大きな看板に黄色の文字で「RED SEA PORTS AUTHORITY」、赤色の文字で「NUWIBA PORT」と書かれている。わたしたちはエジプトへは1カ月の滞在ビザで入国し、すでに1カ月を越えていたが事前に1カ月ビザは2週間まで延長できるという情報を旅行者から聞いていたので、無事に出国することができた。なんでも2週間分はシナイ半島分のオマケとのこと。港の建物からフェリーまでは無料のバスで5分程度。フェリーは乗用車やトラックを積み込むスペースから乗り込み、大きな荷物はここに置いておくよう言われた。フェリーに乗船してからすぐに船内でヨルダンの入国ビザをもらい、アカバに着いてからのイミグレでビザのスタンプをチェックされて入国。一緒だった韓国人はフェリーでパスポートとは別の別紙にスタンプを押されて、アカバのイミグレでパスポートにスタンプを押してもらっていた。船内はとても広く想像していたよりもきれいだった。フェリーは14時30分発の予定だったが、15時20分になりようやくヌエバア港を出港し、19時50分にアカバ港に到着した。この航路は急に欠航することもあり、また時間がまったく読めないことで有名なので、20時前にアカバに到着したのはラッキーだったと思う。

ヌエバアからアカバへのフェリーの料金や時刻はhttp://www.abmaritime.com.jo(英語可)で検索することができるが、特に時間に関してはまったく当てにならない。

③アカバからワディ・ムーサまでの乗り合いタクシー移動。
アカバ港のイミグレを出た時は20時30分でもう暗くなっていた。イミグレから出ると客引きが数人寄ってきて、ワディ・ムーサまでは1人当り7から10ヨルダンディナールと言われたが、5ヨルダンディナールで粘り強く交渉していると、1人当り5ディナールで行ってくれるというドライバーがいたのでこれに乗車。ダハブからずっと一緒だった韓国人の2人と相乗りした。乗ったのはワンボックスカーで、わたしたちの他には地元の客が2人いたが、その2人はアカバの町で降りてしまった。このとき私たちはヨルダンディナールを持っていなかったので、ワディ・ムーサに到着してからATMの前で車を停めてもらい出金してから支払った。

ヌエバアにあるフェリーのチケットオフィス

ヌエバア港入口の外観

ヌエバアからアカバへ向かう大型フェリー

船内は広々としていて快適だった

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ヨルダン [1回目]  ルート一覧

※1ヨルダンディナール=約132円

ペトラ -Petra-アンマン -Amman-

■移動日 : 2010.02.17

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ペトラ  アンマン 3時間30分 バス(JETBUS社) 8ヨルダンディナール=約1,056円

【チケット購入方法】

当日、バスの車内で支払い。

移動メモ

ペトラからアンマンまでのバス移動。

アンマンへのJETTBUSはワディ・ムーサからではなく、ペトラ遺跡のメインゲートのそばにあるビジターセンター前駐車場から発車している。バスのチケットはバスの中で購入。事前に予約している乗客もいた。1カ月前に料金が6.75ヨルダンディナールから8ヨルダンディナールに値上がりしたとのことだが、バスに乗っていた観光客の何人かが「値上がりしたなんて聞いていない。8ディナールはオーバーチャージじゃないのか。」とバスのスタッフに言っていたが、スタッフは「1カ月前に値上がりした。本当だ。」とバスのスタッフは何度も何度もそれぞれの乗客に説明していた。予約をしていなかったわたしたちは、ペトラ遺跡のビジターセンター前駐車場のJETTBUS乗り場にいたおじさんから15時に駐車場に来て15時半にはバスに乗りなさいと言われた。その日のうちにアンマンに行きたかったので、バスのチケットを買っておきたいとおじさんに伝えると、バスが満席になることはないので、乗車してから料金を払えばいいよと言われた。バスは特に座席の指定がなかったので15時に駐車場へ行き荷物をバスの下に入れ、ビジターセンターで30分間時間をつぶし、15時30分のバスに乗り込むと半分くらいの座席が埋まっていた。バスはアンマンのダウンタウン北西にあるABDALI(アブダリ)という地区にあるJETTBUS乗り場に到着する。

JETTBUSの料金や時刻はhttp://www.jett.com.jo(英語可)で検索することができるが、実際の料金、時刻とウェブサイトとでは異なるので、参考程度にしかならない。

ペトラ遺跡ビジターセンター前の駐車場

アンマンのアブダリに行くジェット社のバス

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アンマン -Amman-エルサレム(イスラエル) -Jerusalem-

■移動日 : 2010.08.07

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①アンマン  ヨルダン側国境 1時間 乗り合いタクシー 5ヨルダンディナール=約660円
②ヨルダン側国境  イスラエル側国境 15分 バス(JETTBUS社) 3ヨルダンディナール=約396円
③イスラエル側国境  エルサレム 30分 ワゴン車(ネジュメ社) 10ヨルダンディナール=約1,320円

【チケット購入方法】

①当日、ドライバーに直接支払い。
②バス乗車時に支払い。
③イスラエル側のイミグレを出たところにあるチケット販売窓口で購入。

移動メモ

アンマンからエルサレムまでの移動。

①アンマンからヨルダン側国境までのタクシー移動。
アンマンからキング・フセイン橋の国境まではタクシーで約1時間。タクシーは1台20ヨルダンディナール。わたしたちは4人でシェアしたので1人当り5ヨルダンディナールだった。イスラエルに行く2日前にマンスールホテルの前を歩いていると、ホテルのオーナーが声を掛けて来たのでホテルに入れてもらった。そのときに私たちと同じ日にイスラエルに行く旅行者と知り合い、国境までの乗り合いタクシーはマンスールホテルに宿泊していた日本人旅行者とシェアすることができた。

②ヨルダン側国境からイスラエル側国境までの移動。
ヨルダン側の国境に着くと入口に何人か警備の人がいるので、指示にしたがって徒歩でヨルダン側のイミグレに向かった。ちなみにヨルダン側のイミグレの正面にある建物にトイレがあるが、イスラエル側でセキュリティチェックを受けたあとにもトイレがあり、こちらの方がトイレットペーパーも石鹸もあり断然キレイだった。ヨルダン側のイミグレの窓口でパスポートを渡す。何も言わなくても別紙に出国スタンプを押してもらえるそうだが、念のためわたしたちはここでも「ノースタンプ、プリーズ」と言っておいた。出国スタンプが押された紙とパスポートは、ヨルダン側のイミグレからイスラエル側のイミグレまでのバス(1人3ヨルダンディナール、預け入れ荷物があると1つにつき+1.25ヨルダンディナール)の中で返却される。バスが出る時間になるとバスに乗るように職員から指示があるので、その指示にしたがってバスの乗る。ちなみにパスポート提出時にわたしたちは他の日本人旅行者と合わせて計5人で一緒に行動していたので、グループかと聞かれて「はい」と答えると、出国スタンプが押された別紙は5人一緒に1枚にまとめられていた。ヨルダンからイスラエルのイミグレ間を走るバスは途中で停車し、ヨルダン側のイミグレで受け取った出国スタンプの押された別紙は乗ってきた職員によって回収された。
イスラエル側のイミグレに到着後、建物の中に入る前に、荷物のある人は空港のチェックインカウンターのようなところで荷物を預ける。このときに荷物の個数が書かれたシールがパスポートの表に貼り付けられる。荷物のない人は荷物がないということを近くにいる職員に告げると同じシールがパスポートの表に貼り付けらる。その後左側にあるブースに並ぶように指示され、ブースへは一人ずつ行き、ブース内にいるおねえさんに一度パスポートを見せてからイミグレの建物の中へ入る。ちなみに荷物を預けるときにパスポートの表に貼られるシールの粘着力はかなり強力。このシールはイスラエルを出国するまではがしてはいけないみたいだが、イスラエルと国交のないアラブ諸国(シリア、レバノン、イラン、パキスタン、スーダンなどなど)に入るときに、いくらノースタンプでイスラエルに入国してパスポートのイスラエルに入国した跡が残っていなくても、このシールがパスポートに貼ってあったり、このシールの貼った跡が少しでもあると、入国を拒否されるらしいので、イスラエル出国後はこのシールをきれいにはがすか、もしくはパスポートカバーを付けたままイスラエル側にパスポートを提出し、アラブ諸国に入るときにはパスポートカバーを外してパスポートを提出すれば問題ない。ちなみにわたしたちはパスポートカバーをつけていたのでシールはカバーの上から貼られた。イミグレの建物の中に入ると空港のセキュリティチェックのようになっているので、自分の番が来たら一人ずつ、赤外線に手荷物を通し、また窓口に身につけている貴金属類やベルトと一緒にパスポートを渡して、セキュリティゲートを通過する。手荷物にノートパソコンがあると、セキュリティゲートを通ってすぐのところにあるイスで座って待つように指示を受ける。そのノートパソコンが入っている手荷物とパスポートはしばらく職員に管理され、名前が呼ばれたら職員のところに行き、立ったまま1対1でいくつかの質問をされる。
※この質問内容や質問時間は人によって異なるみたいだが、わたしたちが受けた質問内容は以下の通り。

Q.仕事は何?
Q.どこで働いてるのか?
Q.イスラエルへは初めて来たのか?
Q.何日滞在するのか?
Q.パソコンは新しいのか?
Q.パソコンはいつごろ購入したのか?

質問に対して正直に答えると入国審査の窓口に並ぶよう言われた。
この入国審査の質問内容や質問時間は人によって異なるらしい。わたしたちの場合は、先にモトキが窓口に行き、下記のような質問を30分程度された。またうしろに並んでいたユキはまったく質問はされず、モトキが窓口で受け答えしていた最後にユキも窓口に呼ばれて一緒に入国カードを記入するように言われた。このときに「奥さんもスタンプは別紙ね?」と確認された。ユキも入国審査の窓口でカードをもらい、記入しておねえさんに渡すと、このカードにスタンプが押される。このスタンプの押されたカードにはピンク色の紙がホッチキスで止められていた。
入国審査の窓口での質問内容は以下の通り。
Q.なぜノースタンプなのか?
A.イスラエルからヨルダンへ戻り、陸路(バス)でトルコまで行くためにシリアを通過する必要があるからです。
Q.トルコのあとはどこへいくのか?
A.トルコのあとは陸路でギリシャに行き、ヨーロッパを一周します。
Q.いつ日本へ帰るのか?
A.日本に帰る飛行機の日程を答えた。このときに他の日本人の中には航空券を見せろと言われた人もいた。ちなみに日本語の書かれたe-チケットの写しでも大丈夫みたいだった。
Q.日本を出発してからどこの国を周ったか?
A.わたしたちはアラブ諸国はまだ周っていなかったので、正直に今まで周ったルートを言いました。
Q.イスラエルへは何をしに来たのか?
A.観光です。
Q.何日滞在するのか?
A.滞在する日数を答えた。
Q.イスラエルではどこを訪れるのか?
A.エルサレムだけです。
Q.他の日本人との関係は?
A.うしろにいる女性は妻で、他の人たちは友達です。
Q.現金はいくら持っているのか?(財布の中身を見せろと言われた。)
A.正直にすべて出して申告した。またキャッシュカードとクレジットカードも出すように言われた。
Q.キャッシュカード(口座)の残金はいくらあるのか?
A.少なすぎても多すぎてもややこしくなりそうなので、米ドルでいうと約1万ドルあると答えた
Q.職業は何か?
A.前職を答えた。
Q.どこに泊まるのか?
A.まだ決めていなかったが、決めていないと答えるとややこしいらしいので、旅行者から歩き方を見せてもらったときにメモっておいたホテル(ちなみにAllenby #2ホテル)を答えた。
Q.もう予約はしているのか?
A.部屋を見てから決めたいので、まだ予約していない。
質問の間、窓口のおねえさんは途中で3回電話でだれかとやり取りをしていて、1度パスポートを持ってどこかへ行っていました。ただ妻と一緒に来ていますと言ったあとの方がなぜかスムーズになり、質問もソフトになった。ちなみに、シリア、レバノン、イラン、パキスタンなどの入国スタンプがある人は入国審査窓口での質問のあと、窓口を通過しないで、その窓口の横にあるベンチで名前が呼ばれるまで待つように指示されていた。その間にA4の紙が渡され、そこに必要事項を記入しておくように言われるとのこと。名前を呼ばれたら別室にて質疑応答があり、人によってその時間は1時間や3時間などさまざま。入国審査を通過したあとは、また窓口のようなところでパスポートを提示する。ここでさっきのカードに止められたピンク色の紙が回収される。さらにもう一度、窓口でパスポートを提示する。入国手続はここまでで、このあと預けていた荷物を受け取り、晴れてイミグレの外へ。

③イスラエル側国境からエルサレムまでのバス移動
イミグレの外にはシェルートのチケットブースがあり、そこでエルサレム行きのシェルートのチケットが購入できる(料金はチケット販売窓口の横に書かれていて、1人当り10ヨルダンディナール or 12米ドル or 36シェケルだった)。シェルートとは中距離を移動する乗り合いタクシーのことで、私たちが乗車したのはNIJMEH(ネジュメ)社が運行するワゴン車だった。ここから30分ほど走るとエルサレム市内に到着する。エルサレム市内に入る前に一度だけチェックポイントで停車し、バスの乗客全員のパスポートチェックがあり(別紙のカードに入国スタンプを押した人はその別紙のカードを見せる)、さらに10分ほど走るとバスの最終地点エルサレム旧市街のダマスカス門に到着する。

アンマンから乗った乗り合いタクシー

イミグレ間を走るJETTBUS社のバス

バスの乗客は地元の人と旅行者が半々くらい

国境間は荒涼とした土地が広がっている

イミグレからエルサレムへ向かうワゴン車

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イスラエル  ルート一覧

※1シェケル=約25円

エルサレム -Jerusalem-ベツレヘム(パレスチナ暫定自治区) -Bethlehem-

■移動日 : 2010.02.21

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
エルサレム  ベツレヘム 30分 バス(アラブバス) 6シェケル=約150円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ベツレヘム  エルサレム 45分 バス(アラブバス) 6シェケル=約150円

【チケット購入方法】

行き、帰りともバス乗車時に車内で支払い。

移動メモ

エルサレムからベツレヘムまでのバス往復移動。

<行き>
エルサレムからはダマスカス門北側にあるアラブバス乗り場から21番のバスに乗車。行きのバスはミニバスだった。バスはベツレヘムのHebron Rd.(ヘブロン通り)で停車するのでここで下車し、上り坂になっているパウロ6世通りを南東に歩いていくとメンジャー広場に出る。

<帰り>
帰りは行きに下車したバス停と道路をはさんで反対側のバス停から発車。バスを待つ人がたくさんいたので、念のためにエルサレム行きのバス停かひとりのおっちゃんに尋ねると、親切に教えてくれた。帰りのバスも同じく21番のバスに乗車した。帰りのバスは行きと違い大型のバスで、旅行者は私たちだけのようだった。バスが発車して20分ほど走るとエルサレム市内へ入る検問所で15分ほど停車。検問のために銃を担いだ女性の兵士がバスの中に入ってきて、乗車していたパレスチナ人は全員身分証明書のカードをこの兵士に預けていた。私たちはパスポートの顔写真のみを提示しただけだった。

旧市街のアラブバス乗り場から乗車

地元の乗客がほとんどの大型バス

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エルサレム -Jerusalem-死海 -Dead Sea-

■移動日 : 2010.02.22

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
エルサレム  エン・ボケック 2時間 バス(egged社) 61.2シェケル(往復切符)=約1,530円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
エン・ボケック  エルサレム 2時間 バス(egged社) 行きに購入した往復切符を使用

【チケット購入方法】

当日、エルサレム新市街にあるセントラルバスステーションの切符販売窓口で購入。

移動メモ

エルサレムから死海までのバス往復移動。

<行き>
新市街にあるセントラルバスステーション2階にあるチケット売り場の窓口でEin Gedi(エン・ゲディ)までの往復チケットを購入。片道の場合は36.0シェケル。チケット売り場横のインフォメーションで念のため時刻表(タイムテーブル)をもらっておいた。出発時刻は9時45分だったが、定刻になっても乗り場にバスがこなかったため結局10分遅れの出発となった。緑色の車体の側面に大きく「χ」と描かれているegged(エゲッド)社の421番のバスに乗車。バスにはすでに別の乗客が何人か乗っていたので、バスステーションが最初の出発地ではないみたい。わたしたちはエン・ゲディのパブリックビーチへ行く予定だったが、どこで降りたらいいのか分らず、周りの乗客にエン・ゲディに行く人がいないか尋ねていたら、前の座席に座っていたアイスランド人の母娘もエン・ゲディに行きたいがどこで降りたらいいのか分らないとのこと。すると隣に乗っていたイスラエル人のおっちゃんからエン・ゲディよりEin Bokek(エン・ボケック)のビーチの方がいいよと言われて、エン・ゲディから約30ほど南に行ったリゾートホテルが立ち並ぶバス停で下車した。チケットはエン・ゲディまでの分しか購入していなかったが、降りるときにはチケットの提示などはなかったのでそのまま降りた。バス停近くにはマクドナルドやカフェの入った建物がある。パブリックビーチはバス停から歩いて2~3分程度のところにある。おっちゃんが言っていた通りとても居心地の良いビーチで、簡易トイレとシャワー(水のみ)が設置されていてどちらも無料で使用できた。

<帰り>
帰りは行きに下りたバス停と道路を挟んで反対側にあるバス停から乗車。バス停に時刻表はなかったが、ビーチでのんびりしていると行きに一緒だったアイスランド人の母娘がバス停近くのホテルで帰りのバスの時刻を確認したから教えてあげると言うことでメモさせてもらった。エルサレム行きは421番、444番、486番とのこと。また、行きに購入した往復チケットを乗車するときに運転手さんに見せたが特に何も言われなかった。ちなみにエン・ボケックではバス停ではないところでエゲッド社のバス(000番、100番、200番)が頻繁に停車して乗客を乗せて通過するが、これらのバスはエルサレム行きではないとのことだった。

周囲に大型ホテルが建ち並ぶエン・ボケックのバス停

緑色の車体が目を引くエゲッド社のバス

トイレやシャワーが利用できるパブリックビーチ

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エルサレム -Jerusalem-アンマン(ヨルダン) -Amman-

■移動日 : 2010.02.23

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
エルサレム  イスラエル側国境 40分 バス(ネジュメ社) 32シェケル=約800円
イスラエル側国境  ヨルダン側国境 15分 バス(JETTBUS社) 3ヨルダンディナール=約396円
ヨルダン側国境  アンマン 1時間20分 バス 2ヨルダンディナール=約264円

【チケット購入方法】

①当日、ネジュメ社のチケットオフィスで購入。
②ヨルダン側の国境に到着してから支払い。
③バスに乗車してから車内で支払い。

移動メモ

エルサレムからアンマンまでのバス移動。

①エルサレムからイスラエル側国境までのバス移動。
NIJMEH(ネジュメ)社(イスラエルに入国した時にイスラエルのイミグレからダマスカス門まで乗車したミニバン)のバス乗り場(エルサレム旧市街のダマスカス門の北にあるアラブバス乗り場の東側にある)へ11時過ぎに到着。そのバス乗り場でバスのドライバーらしき人にバスに乗ってヨルダンとの国境のアレンビー橋(キング・フセイン橋のことだが、イスラエルではアレンビー橋と呼ばれている。)まで行きたいと伝えると、バス乗り場敷地内にあるオフィスで先にチケットを購入するよう言われた。オフィスで窓口のおにいちゃんに荷物はいくつ?と聞かれたので、ノーラゲージと答えると、一人32シェケルと言われた。行きは36シェケルだったので帰りの方が4シェケル安かった。出発は20分後なのでバスに乗車するよう言われてバスに乗車。20分後10席ある座席が乗客で満席になり出発した。ちなみにこの次のバスは40分後の12時に出発する予定とオフィスのおにいちゃんは言っていた。
バスが発車して30分後に検問があり、バスの車内で運転手が全員のパスポートを集めて、検問の兵士に渡した。パスポートを兵士が確認し、名前を呼んで顔と照合しながら一人ずつパスポートを返却。このときわたしたちを含む外国人は「ウェポン?」と聞かれたので、みんな「ノー」と答えていた。この検問所から10分程度走るとイスラエル側のイミグレに到着。

②イスラエル側国境からヨルダン側国境までの移動。
イミグレの建物に入る前にセキュリティーゲートがあるので、荷物はゲートの横に置き、人だけゲートをくぐる。ゲートで問題がなければゲートの横に置いた荷物を持ってイミグレの中へ。
イミグレの中に入ると出国税を支払うカウンターがある。そこで一人167.5シュケルの出国税を支払うと、小さなチケットのようなものをもらうのでそれを持って出国審査のゲートに並ぶ。一人ずつ出国審査官のおねえさんにパスポートと入国スタンプの押された別紙とさっき出国税を支払ったときにもらったチケットを渡して「ノースタンプ、プリーズ」というと「はいは~い。」といった軽い返事でパスポートにはさんであった入国スタンプの押された別紙に出国スタンプが押される。パスポートと出国税のチケットを受け取ってこの出国ゲートをこえると、すぐにまたゲートのようなところがある。そこにいるおねえさんにまたパスポートと出国税のチケットを渡すと出国税のチケットの半分(ミシン目になっている)が回収され、パスポートが返却される。これでイスラエル側の出国審査は終了。建物の外にキング・フセイン橋を渡るバス(イスラエルに来るときも乗ったヨルダンのジェット社のバス)が待っているのでそれに乗りこむ。
ヨルダン側のイミグレに着く前にヨルダン側の検問があり、そこでバスに入ってきた係官にパスポートを渡す。係官は最初にエジプトからヨルダンに入国した時のスタンプを確認していた。パスポートは預けたままヨルダン側のイミグレに到着。ヨルダン側のイミグレに着いたあとバスの車内でしばらく待機するように言われる。国境間のバス料金はこのときに支払う。「荷物は何個あるの?」と聞かれるので「(バスの側面の荷物入れに預けている荷物は)ない」と答えると、行きと同じ1人当り3ヨルダンディナールと言われた。バスのチケットを支払うと降りるように言われる。バス降車後はヨルダン側のイミグレの中に入るように言われ、イミグレ内の出国審査のときと同じ窓口でパスポートが返却される。このときに「ノースタンプ、プリーズ」と職員に伝える時間はなかったが、パスポート返却時に「パスポートにスタンプは押してないから心配いらないよ。」と言われた。パスポートを確認するとスタンプは本当に何も押されていなかった。これでヨルダン側の入国審査は終了。

③ヨルダン側国境からアンマンまでのバス移動。
ヨルダン側のイミグレの建物を出ると、タクシーの客引きがたくさん声をかけてくる。アンマンのダウンタウンまでのタクシーの相場は1台15ヨルダンディナールとのことで、3人でシェアすると一人5ヨルダンディナールとなるが、イミグレの建物の裏に乗り合いバスがあるのでこれを利用すれば一人2ヨルダンディナールでアンマンのダウンタウンに行くことが可能。一緒に国境を越えたイギリス人のガブリエルが、絶対にアンマンまでのバスがあるから料金の高いタクシーは利用しない方が良いよと言って、バス乗り場まで案内してくれた。ガブリエルのお母さんはアンマンで教師の仕事をしているとのことで、ガブリエルもアンマンの事情には詳しいらしい。バスの料金は後ろに座っている乗客から前の乗客に順にお金を渡して行く。ぴったりの料金を支払えば問題ないが、おつりがある場合はドライバーの隣に乗車料金を集金するおじさんがいるので、このおじさんにいくら支払ったか伝えるんだとガブリエルに教えてもらった。私たちは10ヨルダンディナールしか持っていなかったので、おつりがあると伝えると、後でおつりは渡すと集金のおじさんに言われた。なぜすぐにおつりが返されないのか不思議だが、バスがアンマンに近づいたころにおつりが返ってきた。バスはアンマンのムジャンマ・シャマーリーという大きなバスターミナルに到着する。ここからダウンタウンまでは黄色の車体のタクシーには乗らず、白色のセダンのセルビスに乗車。このバスターミナルからダウンタウンまでは1人当り0.3ヨルダンディナール(300フィルス)。親切なバスの運転手さんが言うには、ここからダウンタウンまで出ているバスに乗っても値段はほとんど同じなので、セルビスの方が早いとのこと。セルビスはドライバーを除いて4人の乗客が集まれば出発する乗り合いタクシーのようなもの。ここからホテルまではセルビスで10分程度だった。

ネジュメ社のオフィスがある敷地の入口

ワゴン車の後ろにあるのがネジュメ社のオフィス

黄色と緑が特徴的なネジュメ社のワゴン

キング・フセイン橋の国境からアンマンまでのバス

バスの乗客は全員地元客だった

ムジャンマ・シャマーリーのバスターミナル

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ヨルダン [2回目]  ルート一覧

※1ヨルダンディナール=約132円

アンマン -Amman-ジェラシュ -Jerash-

■移動日 : 2010.02.24

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
アンマン  ジェラシュ 45分 バス 1ヨルダンディナール=約132円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ジェラシュ  アンマン 45分 バス 0.8ヨルダンディナール=約106円

【チケット購入方法】

バス乗車時に支払い。

移動メモ

アンマンからジェラシュまでのバス往復移動。

<行き>
ジェラシュ遺跡までのバスはアンマンのムジャンマ・シャマーリーのバスターミナルから発車している。ムジャンマ・シャマーリーに停車している適当なバスの運転手さんにジェラシュに行きたいと伝えると、どのバスがジェラシュ行きなのか親切に教えてくれた。バスは大型でバスに乗る前に料金を支払った。バスの乗客はほとんどが地元の人で、隣に座っていたヨルダン人のおにいちゃんが片言の英語でどこまで行くのか聞いてきたのでジェラシュまで行きたいと答えると、ジェラシュに到着したときに親切に教えてくれた。バスはジェラシュ遺跡の凱旋門のそばで停車する。

<帰り>
帰りのバスはジェラシュ遺跡の凱旋門の南にあるガソリンスタンド前のロータリーから発車する。ロータリーまで行くと小型バスが停車していたので、運転手さんにアンマンに行くか確認して料金を支払い乗車した。バスは人が集まり次第発車するみたいだった。バスはアンマンのムジャンマ・シャマーリーに到着する。

ムジャンマ・シャマーリーから乗った大型バス

帰りのバスは小型のものだった

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アンマン -Amman-ダマスカス(シリア) -Damascus-

■移動日 : 2010.02.25

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
アンマン  ダマスカス 4時間30分 バス(JETTBUS社) 7.5ユーロ=約990円

【チケット購入方法】

前日、ムジャンマ・シャマーリーの横にあるJETTBUS社のオフィスで購入。

移動メモ

アンマンからダマスカスまでのバス移動。

ムジャンマ・シャマーリー横にあるJETTBUSのチケットオフィスにて出発日前日にチケットを購入。出発日前日にムジャンマ・シャマーリーのバスステーションからジェラシュへ行ったので、そのときに購入した。バスの発車場所はABDALI(アブダリ)にあるJETTBUSのオフィスとのこと。チケット売り場とバスの発車場所が違っていたので、チケット窓口のおにいちゃんがバスのチケットにアラビア語でバスの発車場所の住所を書いてくれた。バスの発車時刻は07時00分だったが、06時30分には着くように言われた。移動日当日にホテルのスタッフにホテルからJETTBUS発車場所までのタクシーの相場を聞いて(0.5ヨルダンディナールとのこと)06時30分に到着。バスの発車場所にあるJETTBUSのオフィス窓口でチケットにスタンプを押してもらい、オフィスのある建物の裏にあるバスの発車場所へ徒歩で移動(1~2分)。スタッフにバスの下に預ける荷物を渡し、控えのシールをチケットに貼ってもらい、バスに乗車する前にパスポートを見せる。このとき荷物預かり料金として1ヨルダンディナールを支払うように言われたが、他に荷物を預けている乗客で預かり料金を払っている人がいなかったので相手にせずにバスに乗車。バスにはドライバーの他に添乗員のおにいちゃんが一人乗務していた。
約1時間でヨルダン側のイミグレに到着。ここで出国税5ヨルダンディナールを支払い、出国スタンプを押してもらい、シリア側のイミグレへとバスで移動。シリア側のイミグレでは外国人用の窓口でパスポートを見せて、その隣にある銀行の窓口でビザの種類を伝えて、ビザ代を支払い、支払い証明の紙を再度外国人用の窓口でパスポートといっしょに渡すと入国スタンプが押される。シリアのトランジットビザ(3日間)は8米ドル。観光ビザ(2週間)は20~28米ドル(国境によって異なる)。ちなみにわたしたちは1人当り8米ドルのトランジットビザで入国した。シリアへの入国はイスラエルのスタンプがパスポートに押されていない日本人であれば問題なく手続きが行われるはずだが、わたしたちはいろいろとあり、入国するのに小一時間かかった。というのも、トランジットビザの発給料金を支払うために入国審査のところにある銀行窓口で手続きをする必要があったが、このときに銀行の窓口に人がおらず、銀行窓口は閉まっていた。入国審査窓口の係官に尋ねると「君たちは問題があるから、しばらく待たなくてはいけない。」と言われた。何も問題などあるはずがないが、どの係官に聞いても、何度尋ねても、みんな真顔で「君たちに問題があるからビザは発行できない。」と言う。同じ国境越えバスに乗ってきた乗客たちは次々に入国審査を済ませてバスに戻ってしまい、残るは私たちと同じバスに乗っていた二人のアメリカ人の青年だけとなった。アメリカ人の青年二人はアメリカ国内でビザの発給を済ませていたので、私たちよりも先に入国審査を終えた。バスが私たちの荷物を載せたままダマスカスまで行ってしまうと、面倒なことになるので、アメリカ人の二人に私たちがまだ入国審査を終えていないことを添乗員のおにいちゃんに伝えてほしいとお願いした。二人がイミグレを出てしばらくすると添乗員のおにいちゃんがやって来て、イミグレの係官に入国審査の手続きを急ぐように言うと、やっと銀行の窓口の担当者が戻って来て入国手続きを行うことができた。添乗員のおにいちゃんが言うには銀行窓口の担当者が両替に行っていたので席にいなかったとのこと。係官が問題があると言っていたのはふざけていただけらしい。そういう訳で無事に国境を通過することができたが、入国手続きに1時間ほどかかってしまった。バスはのんびりとした田園風景を走り、ダマスカスにあるカダム駅近くの車庫に到着。

ムジャンマ・シャマーリー横にあるJETTBUSのオフィス

ダマスカスへはアブダリのオフィス裏から発車する

シリアに入国すると田園風景が広がっている

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シリア  ルート一覧

※1シリアポンド=約2円

ダマスカス -Damascus-パルミラ -Palmyra-

■移動日 : 2010.02.28

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ダマスカス  パルミラ 3時間 バス 200シリアポンド=約400円

【チケット購入方法】

当日、ガラージュ・ハラスター・ボールマンのバスターミナルで購入。

移動メモ

ダマスカスからパルミラまでのバス移動。

ダマスカスのダウンタウンからタクシーで15分程度のところにある、ガラージュ・ハラスター(別名:ガラージュ・ボールマン)のバスターミナルへ行き、セキュリティゲートを通過するとチケット売り場オフィスが並ぶところへ着く。近くにいる軍人にパルミラに行きたいというとJETTBUSの売り場で購入できると教えてくれたので、JETTBUSのオフィスへ。ところが出発時刻は2時間半後の18時だということで、別のバス会社を教えてもらい、そこでチケットを購入。出発時刻は16時とのこと。
予定通りバスが出発し3時間後にパルミラに到着。ところが、パルミラでバスが停車したところは大きな売店がある駐車場みたいなところで、バスの乗客は誰も預けた荷物を受け取らず、売店の中へ入って行った。結局パルミラで下車した旅行者は私たちだけで、ドライバーにここがパルミラかと聞くとそうだというので、バスの下に預けていた荷物を出してもらい、近くの幹線道路でタクシーを待つことに。すぐに一台のセダンがわたしたちのそばに停車。車から出てきたおっちゃんは「ハジメマシテ スズキタカシ デス」と日本語で言ってきた。「ホンモノ、ホンモノ」という彼があまりにあやしかったので念のためにビジネスカード(名刺)を見せてもらうと、アンマンのマンスールホテルの情報ノートにあった本物のスズキタカシの名刺と同じものだったので、宿泊しようと思っていたホテルまで無料で乗せてもらった。

チケットを購入したバス会社のオフィス

パルミラまでのバス

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パルミラ -Palmyra-ハマ -Hama-

■移動日 : 2010.03.02

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
パルミラ  ハマ 3時間 バス 140シリアポンド=約280円

【チケット購入方法】

当日、バス発車場所のチケット販売窓口で購入。

移動メモ

パルミラからハマまでのバス移動。

パルミラからホムスへのミクロバスは、博物館から歩いて15分程度のところにあるミクロバスタイミナルから発車しているので、最初はホムスを経由してハマへ向かおうと考えていたが、パルミラでガイドをしてもらった「スズキタカシ」からパルミラからハマまで直行のバスがあると教えてもらい、そのバス発車場所まで連れて行ってもらった。スズキタカシの車で10分ほど走ったので、パルミラの町からは歩いていける距離ではないと思う。バスの発車場所はバスターミナルではなくレストランの前にバスのチケット売り場があるところ。宿泊していたホテルからここまではスズキタカシが車で送ってくれた。チケット売り場の人にチケットが欲しいと言っても売ってくれなかったので、スズキタカシに聞いてもらうと、理由は分からないがバスが来るまではチケットは売れないとのこと。バスが道路に停車してからやっとチケットを購入することができた。バスには指定の座席がなく、私たちが乗車した時にはすでに乗客が何人も乗っていたが、乗っていた人が席を譲ってくれたので二人で隣同士で座ることができた。10時30分にパルミラを出発。ハマに向かう途中ホムスを経由するが、ホムスで乗客の3分の2が下車していた。ホムスには13時に到着し、そのままバスに乗っていると30分ほどでハマのガラージュ・ブルマンに到着。

この建物前にハマ行きのバスが発着する

私たち以外の乗客はみんな地元の人だった

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ハマ -Hama-クラック・デ・シュバリエ -Krac des Chevaliers-

■移動日 : 2010.03.03

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①ハマ  ホムス 30分 ミクロバス 35シリアポンド=約70円
②ホムス  クラック・デ・シュバリエ 1時間 ミクロバス 50シリアポンド=約100円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
③クラック・デ・シュバリエ  ホムス 1時間 ミクロバス 50シリアポンド=約100円
④ホムス  ハマ 30分 ミクロバス 35シリアポンド=約70円

【チケット購入方法】

①ハマのガラージュ・ミクロバスでミクロバスがたくさん停車している所にあるチケット販売窓口で黄色のカードを購入。
②クラック・デ・シュバリエに到着してからドライバーに直接支払い。
③ホムスに到着してからドライバーに直接支払い。
④ホムスのガラージュ・ミクロバスでミクロバスがたくさん停車している所にあるチケット販売窓口で白色のカードを購入。

移動メモ

ハマからクラック・デ・シュバリエまでの往復移動。

<行き>
①ハマからホムスまでのバス移動。
ハマのダウンタウンからガラージュ・ミクロバスまでは徒歩10分から15分程度なので歩いていくことは十分に可能。ハマのガラージュ・ミクロバスはガラージュ・ブルマンの東隣にあるガラージュ・ミクロバスの敷地内で、たくさんのミクロバスが停車しているところで、その辺りにいる人にホムスに行きたいと伝えると、ほとんどの人がホムス行きのミクロバスを親切に教えてくれる。ハマからホムスまでのミクロバスは行きも帰りもともに頻発。所要時間は約30分。言われた場所に行くと、またその辺にいてる人がミクロバスがたくさん停車しているすぐそばにある小さな建物でチケットを購入してと教えてくれるので、そこでホムスまでのチケットを購入。料金(1人当り35シリアポンド)を支払うと黄色のカードをくれるので、バスのドライバーにそのカードを渡してミクロバスに乗りこむ。ミクロバスは人がそろい次第出発。

②ホムスからクラック・デ・シュバリエまでのバス移動。
ホムスのバスターミナルに着くと「地球の歩き方」のクラック・デ・シュバリエのページに記載されているアラビア語をその辺にいる人に見せると、どのミクロバスがクラック・デ・シュバリエ行きなのか教えてくれる。ホムス発のミクロバスの料金は事前に1人当り50シリアポンドだとドライバーから聞いており、クラック・デ・シュバリエに到着してから支払った。

<帰り>
③クラック・デ・シュバリエからホムスまでのバス移動。
帰路は14時半頃にクラック・デ・シュバリエのお城を出たが、お城の前にミクロバスがなく、30分ほどしてからようやくホムスに行くミクロバスが来た。しかしミクロバスの客がいなかったのですぐには出発しなかった。このまま乗客が集まらないと、私たちだけで300シリアポンドならホムスへ行ってあげるとミクロバスのドライバーが言っていたが、16時頃になり、わたしたちを含めて6人の乗客が集まったためようやく出発。バスは10ほど座れる広さだが、3人組の旅行者の荷物が多かったので3人分の座席には荷物を乗せていた。

④ホムスからハマまでのバス移動。
ホムスのバスターミナルに着き、その辺りにいる人にハマに行きたいと伝えると、ミクロバスがたくさん停車しているすぐそばにある小さな建物でチケットを購入してと教えてくれるので、そこでチケットを購入する。料金(1人当り35シリアポンド)を支払うと白色のカードをくれるので、バスのドライバーにそのカードを渡してミクロバスに乗りこむ。ハマに着くとミクロバスはガラージュ・ミクロバスの中ではなく、ガラージュ・ミクロバスのすぐそばの道路で停車する。

ハマとホムスをつなぐミクロバスは頻発している

地元の人にとって生活の足になっているミクロバス

ホムスのガラージュ・ミクロバス

ミクロバスは人が集まらなければ発車しない

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ハマ -Hama-アレッポ -Aleppo-

■移動日 : 2010.03.06

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ハマ  アレッポ 1時間45分 バス(AL KADMOUS社) 100シリアポンド=約200円

【チケット購入方法】

当日、ハマのガラージュ・ブルマンにあるバス会社のチケット販売窓口で購入。

移動メモ

ハマからアレッポまでのバス移動。

ハマのダウンタウンからガラージュ・ブルマンまではタクシーで25シリアポンド。クラック・デ・シュバリエに行ったときに事前に調べていたAL KADMOUS社でアレッポ行きのバスチケットを購入。ちなみにハマで宿泊していたホテルのスタッフはハマからアレッポ行きのバスは2社運行していて1時間に1本はあると言っていた。バスは11時45分にハマのガラージュ・ブルマンを出発し、13時30分にアレッポに到着。アレッポのダウンタウンにはバスターミナルがあるが、ハマからのバスが到着したとっころはバスターミナルではなく、どこかの通りだった。ここで乗客の7割が下車していた。ここの通りにはタクシーが何台も並んでおり、私たちにもタクシーでアレッポの街の中心まで送ってあげると数人が声を掛けてきた。私たちは偶然知り合ったアルメニア人のおばちゃんが、息子の車でダウンタウンまでの送って行ってあげると言われて息子の車でホテルまで乗せてもらった。アレッポ在住のおばちゃんによると、バスが到着したところからアレッポの中心地まではタクシーだと200シリアポンドするとのこと。おばちゃんの息子の車でダウンタウンまで走って20分ほどかかったので、タクシーに乗っていたら実際150~250シリアポンドはかかるかもしれない。

売店やレストランもあるハマのガラージュ・ブルマン

アレッポでバスを降りた通りにはタクシーの列が

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アレッポ -Aleppo-ギョレメ(トルコ) -Göreme-

■移動日 : 2010.03.10-03.11

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①アレッポ  アンタクヤ 3時間30分 バス(HAS社) 350シリアポンド=約700円
②アンタクヤ  アクサライ 6時間30分 バス(SEN社) 30トルコリラ=約1,800円
③アクサライ  ネブシェヒル 1時間 バス 10トルコリラ=約600円
④ネブシェヒル  ギョレメ 20分 バス 2トルコリラ=約120円

【チケット購入方法】

①前日に、アレッポのバスターミナルにあるHAS社のオフィスで購入。
②アンタクヤのオトガルにあるSEN社のオフィスで購入。
③バス乗車時に車内で支払い。
④バス乗車時に車内で支払い。

移動メモ

アレッポからギョレメまでの移動。

①アレッポからアンタクヤまでのバス移動。
アレッポのインフォメーションの北側にあるバスターミナルから出発。料金は350シリアポンドまたは12トルコリラだったが、私たちはトルコリラを持っていなかったので、シリアポンドで支払った。ちなみに早朝5時発のアンタクヤ行きのバスもあるとのことで、この時間のバスの料金は300シリアポンドとのこと。私たちは14時発のバスでアンタクヤへ向かうことにした。乗客はわたしたちを含めて3人だけだったが、途中から3人が乗ってきていた。バスターミナルを出発してから約1時間でシリア側のイミグレに到着。ここで出国税500シリアポンドと印紙代50シリアポンドを合わせた金額(1人当り550シリアポンド)を支払う。出国カードに必要事項を記入し窓口へ。しかしここでダマスカスで延長したはずのビザに対して、係官から1人当り16米ドルを支払わないと出国できないとのこと。何度もダマスカスでビザの延長手続きはすませていると主張したが、パスポートのビザを延長したときに押されたスタンプのページに、出国時に16米ドルを支払うようにと手書きで書かれているとのこと。後日、アラビア語の読める人に見てもらったが実際にはそのようなことは書かれていなかったが、払わなければ出国させないと言ってくるので、結局イミグレ内の銀行で二人合わせて32米ドルを支払い、再度出国窓口へ。するとすぐに出国スタンプを押してくれた。
ここからまたバスに乗り、3分ほど走ってトルコ側の入国審査。バスから降りてバスのドライバーの指示にしたがって料金所みたいなところでパスポートを提出。なんの質疑応答もなく入国スタンプが押される。これで入国審査の手続きは終了。入国カードへの記入もなかった。トルコ側のイミグレからバスで1時間ほど走り、16時20分にアンタクヤのオトガル(トルコ語でバスターミナルの意味)に到着。HAS社のバスはここまでなので、ここでカッパドキヤまでのバスに乗り換える。

②アンタクヤからアクサライまでのバス移動。
アレッポから利用したHAS社では16時45分発のバスで23時くらいにアクサライに到着し、そこからカッパドキヤまでミニバスに乗り換えて行くことができるとバス会社のスタッフに言われたが、夜中に本当にミニバスがあるのか不明なのと、宿代節約のため、バスターミナルでしばらく待機してから夜行バスを利用して明日の朝カッパドキアに到着するようにした。アンタクヤからカッパドキアまではどのバス会社も直通バスはないとのこと。カッパドキアからバスで1時間ほどのところにあるアクサライという町まで行くバスはどこのバス会社からも出ている。アクサライからカッパドキアまではミニバスが頻発しているとバス会社のスタッフは言っていた。SEN社というバス会社の22時発のバスでアンタクヤを出発することにした。チケットの支払いはトルコリラになるので、オトガルにあるATMでトルコリラを出金。バスには運転手以外にもう一人スタッフが乗車していたので、バスに乗り込むときにアクサライまで行くことを念のために伝えておいた。早朝04時30分にバスのスタッフからアクサライに着いたよと言われ、下車するとそこはオトガルではなく目の前にガソリンスタンドがある路上だった。下車したのは私たち二人だけで、ガソリンスタンドの隣にあるレストランに電気が点いていたのでレストランでバスを待つことにした。

③アクサライからネブシェヒルまでのバス移動。
レストランで2時間ほど待った06時30分ごろにバスが来たので乗ろうとすると、客引きのようなおにいちゃんが、バス代として1人当り12.5トルコリラを今ここで自分に払うように言ってきたが、バスの中で払うと言って乗車。バスの乗務員さんがトルコ語しか話せなかったので、バスの乗客で英語の話せる人に通訳してもらい、バス料金10トルコリラを車内で支払った。ネブシェヒルのオトガルには07時30分に到着。後で知ったことだが、アンタクヤのオトガルでメトロ社というバス会社のバスチケットを購入した人は17時にアンタクヤを出発し、深夜0時ころにアクサライのオトガルに到着したため、翌日の早朝にアンタクヤからネブシェヒルのバスが出るまでオトガルで夜を過ごしたとのこと。

④ネブシェヒルからギョレメまでのバス移動。
バスがネブシェヒルのオトガルに到着してから、ギョレメ行きのバスのチケットを探していると、オトガルにいた日本人旅行者からギョレメまでのバスチケットはバスの中で買えるよと教えてくれた。ちなみにネブシェヒルのオトガルに入っている旅行会社ではカッパドキアのバルーンツアーを160ユーロで申込んでいる人がいたので、滞在する町に到着してからいくつかの旅行会社を比較して購入した方がいいと思う。オトガルで1時間ほど待った08時30分ごろにギョレメ行きのバスが来たので数人の旅行者と乗車してギョレメまで移動した。ギョレメのオトガルには08時50分に到着。

アレッポを14時に出発すると1日がかりでギョレメに行くことになり、アクサライででネブシェヒル行きのバスに乗るのも大変なので、アレッポからギョレメに早く確実に行きたい場合は、早朝5時にアレッポを出発するバスに乗って行く方が良いと思う。

トルコ行きのバスが発車するバスターミナルの入口

アンタクヤ行きのHAS社のバス

バス会社のカウンターが並ぶアンタクヤのオトガル

アンタクヤのガソリンスタンドの前で降ろされた

ガソリンスタンド前から乗ったネブシェヒル行きのバス

ネブシェヒルのオトガル

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トルコ [1回目]  ルート一覧

※1トルコリラ=約60円

ギョレメ -Göreme-パムッカレ -Pamukkale-

■移動日 : 2010.03.16-03.17

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①ギョレメ  デニズリ 9時間30分 バス(カッパドキア・ギョレメ社) 35トルコリラ=約2,100円
②デニズリ  パムッカレ 15分 アルテミス・ヨルク・ホテルの車 無料

【チケット購入方法】

前日に、ギョレメのオトガルにあるカッパドキア・ギョレメ社のチケット販売ブースで購入。

移動メモ

ギョレメからパムッカレまでの移動。

①ギョレメからデニズリまでのバス移動。
ギョレメのオトガルにあるカッパドキア・ギョレメというバス会社のブースで購入。ここにいたおっちゃんからチケットを購入したが、5トルコリラぼられていた(本当は30トルコリラ)。ギョレメで宿泊したウフクのオルハンから購入しておけばよかったと思う。また、ギョレメからパムッカレまでのチケットだと言われて購入したが、パムッカレではなくデニズリまでのチケットだった。ギョレメのオトガルを20時前に出発しデニズリのオトガルに到着したのは早朝の5時半。

②デニズリからパムッカレまでの移動。
バスを降りたところがどこだか分らないまま、一緒にバスを降りた他の乗客たちとキョロキョロしていると、一人の客引きが私たちの方へ近づいてきて、ワゴンに乗るように言ってきた。みんなと一緒にその客引きのおじさんのワゴンに乗ることにしたが、実はこの客引きのおじさんはアルテミス・ヨルク・ホテルのアリババだった。アリババは日本人の情報ノートでも評判の良いおじさん。ワゴンでみんなを乗せてホテルまで連れて行ってくれて、パムッカレ遺跡や石灰棚に行っている間はこのホテルに荷物を置いていってもいい(無料)とのこと。もし宿泊したい人は言ってねという感じだった。わたしたちは宿泊するつもりはなかったけど、ゆっくりできそうなホテルだったので1日だけ宿泊することにした。

バスチケットは料金を比較して購入した方がいい

デニズリから乗ったアリババのワゴン

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パムッカレ -Pamukkale-セルチュク -Selçuk-

■移動日 : 2010.03.18

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
パムッカレ  デニズリ 15分 ミニバス 2トルコリラ=約120円
デニズリ  セルチュク 3時間30分 バス 25トルコリラ=約1,500円

【チケット購入方法】

①デニズリのオトガルに到着してから支払い。
②3日前に、ギョレメのオトガルにあるカッパドキア・ギョレメ社のチケット販売ブースで購入。

移動メモ

パムッカレからセルチュクまでの移動。

①パムッカレからデニズリまでのバス移動。
パムッカレ村にあるデニズリ行きのミニバス乗り場からミニバスで移動。ミニバス乗り場はアルテミス・ヨルク・ホテルを出て左に歩いた突きあたりの場所でホテルから徒歩30秒ほど。

②デニズリからセルチュクまでのバス移動。
私たちはギョレメ村のオトガルにあるカッパドキアギョレメ社のオフィスでチケットを購入したが5~7トルコリラをオーバーチャージされていた。また、パムッカレからセルチュクまでのバスもカッパドキア・ギョレメ社のバスだと説明を受けていたが、この路線にその会社のバスは走っていなかった。パムッカレからセルチュクへ向かうバスのチケットはパムッカレやデニズリでも買うことができるので、ギョレメでこの区間のチケットを購入する必要はない。17時にデニズリのオトガルを出発。途中車が故障したのか、15分程度停車した。セルチュクのオトガルに到着したのは20時30分だった。

とても大きなデニズリのオトガル

デニズリから乗車したバス

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セルチュク -Selçuk-エフェス -Efes-

■移動日 : 2010.03.19

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
セルチュク  エフェス 10分 ドルムシュ 2トルコリラ=約120円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
エフェス  セルチュク 1時間 徒歩 -

【チケット購入方法】

ドルムシュ乗車時に車内で支払い。

移動メモ

セルチュクからエフェスまでの往復移動。

<行き>
セルチュクのオトガルからドルムシュで向かった。ドルムシュとは短距離を走るミニバスのこと。クシャダス方面に向かうドルムシュで、運転手さんにエフェスに行きたいと伝えておくとセルチュクのオトガルを出てDr. Sabri Yayla Blvを西に10分くらい走ったところで降ろしてくれる。降りたところからエフェス遺跡のエントランスまでは15分程度歩いていかなければならない。

<帰り>
帰りはドルムシュがないので歩いて帰ることになる。エフェス遺跡からセルチュクまでは徒歩1時間程度。Dr. Sabri Yayla Blvに出るとセルチュクまでは一本道なので道に迷うことはない。Dr. Sabri Yayla Blvの歩道は広く並木道が続いている。

エフェスからセルチュクまでは真っすぐな並木道を歩く

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セルチュク -Selçuk-クシャダス -Kuşadası-

■移動日 : 2010.03.19

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
セルチュク  クシャダス 30分 ドルムシュ 4トルコリラ=約240円

【チケット購入方法】

ドルムシュ乗車時に車内で支払い。

移動メモ

セルチュクからクシャダスまでのバス移動。

途中高級ホテルをいくつか周りクシャダスへ。エーゲ海が見えるのでとてもきれいだった。ドルムシュはクシャダスのCandan Tarhan Bul.(ジャンダン・タルハン大通り)とAndan Menderes Bul.(アドナン・メンデレス大通り)の交差点に停車する。ここからAndan Menderes Bul.(アドナン・メンデレス大通り)を15分ほど北西に歩くとBarbaros Bul.(バルバドス大通り)へとつながる門に着く。

地元客の利用が多いドルムシュ

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クシャダス -Kuşadası-イスタンブール -İstanbul-

■移動日 : 2010.03.22-03.23

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
クシャダス  イスタンブール 10時間20分 バス(Kâmil Koç社) 50トルコリラ=約3,000円

【チケット購入方法】

2日前に予約し、前日にチケットを受け取りに行った。

移動メモ

クシャダスからイスタンブールまでのバス移動。

クシャダスで宿泊していたジェンネットのおじさんがバスに乗る2日前にKâmil Koç(カミル・コチ)というバス会社に電話で予約してくれた。おじさんもイスタンブールへ行くときはいつもカミル・コチ社のバスを利用しているとのこと。前日に下見も兼ねてクシャダスのオトガルへ行き、Kâmil Koç(カミル・コチ)社の窓口でチケットを受け取った。
20時30分にクシャダスのバスターミナルを出発し、途中イズミルなどを経由しイスタンブールへ。翌朝05時30分にイスタンブールのハレム・ガラジュでバスを下車し、ここからカミル・コチ社のミニバスに乗り換えてカドゥキョイにある桟橋へ。ハレム・ガラジュからカドゥキョイにある桟橋までは20分程度。そこがこのチケットの最終地点とのこと。カドゥキョイにある桟橋からイスタンブールのヨーロッパ側のエミノニュに向かうVapur(ワプル)に乗船。ワプルとは海で隔てられたアジア側、ヨーロッパ側の新市街、旧市街の3つのエリアを行き来する連絡船。ワプルには車やバイクも乗っており、かなり巨大な船だった。乗船時間は約30分。エミノニュの桟橋を降りるとトラムのスィルケジ駅があるが、スルタンアフメット地区までは歩いても15分ほど。朝もやの中、船から見るイスタンブールの街は、朝日で淡く薄いブルーに色づくモスクが印象的だった。

出発した時にはもう真っ暗だった

ハレム・ガラジュからはミニバスに乗り換える

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イスタンブール -İstanbul-ドバイ -Dubai-

■移動日 : 2010.03.26

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
イスタンブール  ドバイ 4時間05分 飛行機(シンガポール航空) 特典航空券

【チケット購入方法】

利用の約3週間前にANAに電話して特典航空券を予約。

移動メモ

イスタンブールからドバイまでの飛行機移動。
12時35分イスタンブール発、18時40分ドバイ着のSQ491便。

税金、空港使用料、燃油サーチャージなどはイスタンブールとバンコク区間の往復で1人当り30,240円が必要。この旅行で1度だけ利用したシンガポール航空。サービスは良くとても快適な移動だった。混雑しそうな区間だと思うが、空席が目立つほど乗客が少なかった。イスタンブールからバンコクまではドバイを経由する便しかなかったのでストップオーバーでドバイに2泊することにした。

サービスがとても良いシンガポール航空

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アラブ首長国連邦  ルート一覧

※1UAEディルハム=約26円

ドバイ -Dubai-バンコク(タイ) -Bangkok-

■移動日 : 2010.03.28-03.29

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
ドバイ  バンコク 6時間45分 飛行機(タイ航空) 特典航空券

【チケット購入方法】

利用の約3週間前にANAに電話して特典航空券を予約。

移動メモ

ドバイからバンコクまでの飛行機移動。
22時20分ドバイ発、08時05分バンコク着のTG518便。

ドバイからバンコクまでの飛行機はタイ航空。乗客のほとんどはアジア人だった。日本人利用者が多いのか、機内では堺雅人さん主演の「南極料理人」を見ることができた。バンコクのスワンナプーム国際空港に到着した時に空港内にファミリーマートがあったので、さっそくカップラーメンを購入して頂いた。

この旅行では初めて利用したタイ航空

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トルコ [2回目]  ルート一覧

※1トルコリラ=約60円

イスタンブール -İstanbul-ヴェネツィア(イタリア) -Venezia-

■移動日 : 2010.04.24

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
イスタンブール  ヴェネツィア 3時間10分 飛行機(トルコ航空) 特典航空券

【チケット購入方法】

利用の約1カ月前にANAに電話して特典航空券を予約。

移動メモ

イスタンブールからヴェネツィアまでの飛行機移動。
10時30分イスタンブール発、12時00分ヴェネツィア着のTK1867便。

税金、空港使用料、燃油サーチャージなどはアムステルダムとヘルシンキ区間の往復で1人当り18,770円が必要。当初はトルコから陸路でギリシャに入り、そこからヨーロッパに入る予定をしていた。しかし、3月にトルコを回っているときに、ギリシャでストライキがあり国内の交通機関がマヒしていると聞き、インターネットで情報収集していたが終息する気配がなかったのでしかたなく空路でイタリアに入ることにした。特典航空券の復路は利用しなかったので、後日ANAに電話してキャンセル。アタトゥルク国際空港で航空券に書かれていたゲートが出発直前に変更になったが、館内放送ではなく、電光掲示板のみでの変更の通知だったので、電光掲示板は頻繁に見ておいた方が良いと思った。わたしたちは周りの乗客にいろいろ聞いて確認した。マルコポーロ空港からヴェネチアのローマ広場までは市バスを利用(2.5ユーロ/人)。市バスの切符はホテル予約サービスのカウンターでホテル予約時に一緒に購入した。

搭乗前に急に搭乗口が変更になった

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モロッコ  ルート一覧

※1モロッコディルハム=約10円

マラケシュ -Marrakech-メルズーガ -Merzouga-

■移動日 : 2010.08.07

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
マラケシュ  メルズーガ 13時間30分 バス(SUPRATOURS社) 200モロッコディルハム=約2,000円

【チケット購入方法】

前日にマラケシュ駅にあるチケット販売窓口で購入。

移動メモ

マラケシュからメルズーガまでのバス移動。

メルズーガで宿泊予定だったwilderness lodgeのノリコさんから、SUPRATOURS社という鉄道会社のバスが出ていると教えてもらい、移動の前日に下見も兼ねてマラケシュ駅の近くにあるSUPRATOURS社の事務所でチケットを購入。SUPRATOURS社の事務所はマラケシュ駅からAvenue Hassan Ⅱ(ハッサンⅡ世通り)を西に300mほど行ったところにある。この事務所前からバスが発車している。
バスの座席に持ち込むことができない荷物は、バスに乗車する前に荷物を預けるための手続きがあるとのこと。事務所の建物のメインエントランスの左にある荷物預かり所のカウンターで荷物を預けた。荷物は1つ当り5モロッコディルハム。バスが発車するまで少し時間があったので、SUPRATOURS社の事務所にある売店で昼食のためのパンを買っておいた。予定では08時30分にマラケシュ駅を出発し、メルズーガに20時59分に到着する予定だったが、メルズーガに到着したのは22時過ぎ。途中トイレ休憩が何度かと食事休憩が1度あった。バスの車内には空調設備があり、半袖だと寒いくらいに冷房がきいていたので、羽織ることができる長袖のシャツやパーカーを手荷物で持っておくといいと思う。
私たちが宿泊する予定だった宿は、バスを降りたところから離れていたが、ノリコさんにグランタクシーを手配してもらっていたので、メルズーガのバス停車所に到着してすぐに宿へ向かうことができた。

SUPRATOURS社のバスの時刻はhttp://www.supratours.ma(仏語、アラビア語のみ)で検索することができるが、料金はチケット販売窓口で確認した方が良いと思う。

マラケシュ駅近くのSUPRATOURS社の事務所

ここのカウンターで荷物を預ける

車内にはエアコンがあり、少し寒いくらいだった

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メルズーガ -Merzouga-フェズ -Fès-シェフシャウエン -Chefchaouen-

■移動日 : 2010.07.26-07.27

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
①メルズーガ  リッサニ 40分 グランタクシー 100モロッコディルハム(※1台当り)
=約1,000円
②リッサニ  フェズ 8時間30分 バス(民営バス) 100モロッコディルハム=約1,000円
③フェズ  シェフシャウエン 4時間 バス(CTM) 75モロッコディルハム=約750円

【チケット購入方法】

①wilderness lodgeのノリコさんに手配してもらった。
②ノリコさんに電話で予約してもらい、グランタクシーのドライバーにリッサニの民営バスターミナルの窓口でチケットを受け取ってもらった。
③フェズのCTMバスターミナルの窓口で購入。

移動メモ

メルズーガからシェフ・シャウエンまでの移動。

①メルズーガからリッサニまでの移動。
メルズーガの宿に宿泊していた2人組も私たちと同じ日にリッサニからマラケシュへ向かうとのことで、メルズーガの宿(wilderness lodge)からリッサニの民営バス乗り場までノリコさんに手配してもらったグランタクシーをシェア(1人当り25モロッコディルハム)した。

②リッサニからフェズまでのバス移動。
メルズーガからフェズまではCTMのバスで行く予定だったが、ノリコさんに予約してもらったが満席で民営バスで行くことになった。リッサニの民営バス乗り場からフェズまでは夜行。グランタクシーで一緒だった2人組が乗るマラケシュ行きのバスの発車時刻からフェズ行きのバスの発車時刻まで4時間あったので、リッサニの町で待つことに。グランタクシーのドライバーに予約しておいたバスのチケットを窓口で受け取ってもらったが、窓口のおっちゃんがマイペースな人で、ドライバーのおにいちゃんもチケットを受け取るのに20分くらいかかっていた。このドライバーのおにいちゃんがいなかったら、チケットを受け取るのにかなり手こずったと思う。
チケットを受け取り、一緒だった2人組がマラケシュ行きのバスに乗ると、私たちはグランタクシーで事前にノリコさんから聞いていたグランタクシー乗り場そばの信頼できるレストランまで行き、そこで待つことにした。ちなみにリッサニのグランタクシー乗り場のそばには「パノラマ」というカフェ・レストランが2件並んでいるが、左の店には通称「ドラえもん」と呼ばれるおっさんがおり、このおっさんはノリコさんの宿にある情報ノートでも悪評高い有名人。右のお店はメニューの料金表もあり、ノリコさんからは、リッサニの町でバスを待つなら、このお店にした方が良いと聞いていたので、私たちは右側のパノラマでバスまでの時間を過ごすことにした。このお店からリッサニの民営バスターミナルまでは徒歩20分ほど。ノリコさんからリッサニの簡単な地図を書いてもらっていたので迷うことなく行くことができた。ちなみに、民営バスターミナルはモロッコの言葉で「マハタトロケーヤ」と言うとレストランのおじさんに教えてもらった。
22時30分になってようやくフェズ行きのバスがバスターミナルに到着し、22時45分に発車。荷物代として1つにつき10モロッコディルハム支払ったが、実際に払う必要があるかは分らない。フェズの民営バス乗り場には翌日の7時15分に到着。

③フェズからシェフ・シャウエンまでのバス移動。
フェズの民営バスターミナルに到着し、ここからシェフ・シャウエン行きのバスチケットを購入しようとしたら満席だと言われた。ちなみに民営バスだとフェズからシャウエンまでのバス料金は44DH。仕方なくCTMバスターミナルにプチタクシーで行くと11時発のバスは満席だと言われて12時発のバスチケットを購入。バスに預ける荷物は重さを量って料金を支払う。私たちの場合は2つの荷物の合計が26kgで料金は5モロッコディルハムだった。12時発のバスでメルズーガで宿が同じだった日本人の人と一緒になったが、彼らはCTMバスターミナルでは満席だから民営バスターミナルに行ってチケットを買うように言われ、民営に行くとCTMの出張カウンターみたいなところに案内さえれてチケットを5モロッコディルハム高い1人当り80モロッコディルハムで購入することができたとのこと。
シェフ・シャウエンに到着してすぐにフェズ行きのバスチケットをCTMのカウンターで購入。案の定翌々日のフェズ行きは残り3席しかなかった。ちなみにシャウエンからカサブランカ行きのCTMバスも125モロッコディルハムであった。私たちはシェフ・シャウエンからカサブランカへのバスがあるかどうか分らなかったので、フェズに到着してすぐにシェフ・シャウエンに行くことにした。結果的にはシェフ・シャウエンからカサブランカまでのバスがあったので、シェフ・シャウエンからフェズまでの片道分は必要なかった。

リッサニまではグランタクシーで砂漠を走る

右側のレストラン「パノラマ」で食事をした

リッサニの民営バスターミナル

フェズのCTMバスターミナルにはカフェもある

CTMのバス車内は快適だった

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シェフシャウエン -Chefchaouen-フェズ -Fès-

■移動日 : 2010.07.29

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
シェフシャウエン  フェズ 4時間 バス(CTM) 80モロッコディルハム=約800円

【チケット購入方法】

フェズに到着した日にCTMのバスステーションのオフィスで購入。

移動メモ

シェフ・シャウエンからフェズまでのバス移動。

シェフ・シャウエンは小さな町なのでカサブランカ行きのバスがないかもしれないと思い、フェズを後回しにして観光することにしたが、シェフ・シャウエンからカサブランカ行きのバスは運行されていた。CTMが運行しているシャウエンからカサブランカへのバスは朝7時発の1本だけで料金は1人当り125モロッコディルハム。フェズ行きのCTMのバスは9時15分、13時、15時30分、18時の1日4本。私たちは9時15分発のバスに乗車。フェズからシャウエンまでバスが同じだったスペイン人のカップルがいたが、彼らはフェズに到着してすぐにチケットを買っておらず、シャウエンからフェズへ向かう日もシャウエンのバスターミナルで会ったが、バスは満席でフェズまではタクシーでしか行くことができないと言っていた。モロッコではバスのチケットは早めに押さえておいた方が良いと思う。シャウエンのメディナからCTMバスターミナルまでのプチタクシー料金は10モロッコディルハム。料金の話を最初にすると15モロッコディルハムと言ってくるので降りてから10モロッコディルハムだけ支払ったらよいとホテルのおっちゃんが教えてくれた。また、シャウエンのCTMバスターミナルではバスに預ける荷物の重量は計量せず、荷物は26kgしかないのに、勝手に45kgと印字した紙を渡してきて10モロッコディルハムと言ってきたので、支払っておいた。

民営バスも停車するシャウエンのバスターミナル

9時15分発のCTMのバスでフェズへ

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フェズ -Fès-メクネス -Meknès-

■移動日 : 2010.07.31

詳細経路<行き> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
フェズ  メクネス 35分 鉄道(モロッコ国鉄:ONCF) 20モロッコディルハム=約200円
詳細経路<帰り> 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
メクネス  フェズ 40分 鉄道(モロッコ国鉄:ONCF) 20モロッコディルハム=約200円

【チケット購入方法】

当日、フェズ駅で購入。

移動メモ

フェズからメクネスまでの鉄道往復移動。

<行き>
11時50分フェズ駅発、12時21分メクネス中央駅着の列車。
2等車の切符を購入。フェズ駅からメクネスまでは列車で1本だが、メクネスには中央駅とアミール・アブデルカデル駅の2つの駅があるので注意しなければならない。メクネスの新市街にあるのはアミール・アブデルカデル駅だが、メディナの中心にあるマンスール門までは2kmほど離れている。中央駅は新市街からさらに離れたところにあり、新市街の中心まで徒歩30分以上かかる。フェズからメクネス中央駅までは1時間おきに列車があったが、アミール・アブデルカデル駅に停車する列車は2時間に1本しかなかったので、行きはメクネス中央駅まで行くことにした。帰りは中央駅かアミール駅のどちらからにするか決めていなかったので切符は片道だけ購入。ちなみにフェズ駅の切符販売窓口は結構込んでいたので翌日のカサブランカ行きの切符も購入しておいた。駅舎からホームに行くときに駅係員からチケットの確認があった。

<帰り>
17時29分メクネス・アミール駅発、18時10分フェズ駅着の列車。
行きに中央駅で列車の時刻表をメモしておいたので、帰りは街からの移動が便利なアミール・アブデルカデル駅から乗ることにした。アミール・アブデルカデル駅の切符販売窓口はそれほど混雑していなかったのですぐに切符を購入することができた。列車は予定時刻より10分遅れてアミール・アブデルカデル駅を発車した。

モロッコ国鉄(ONCF)の列車時刻はhttp://www.oncf.ma(英語可)で検索することができるが、料金はチケット販売窓口で確認した方が良いと思う。

とても新しい車内で快適だった

新市街にあるアミール・アブデルカデル駅

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フェズ -Fès-カサブランカ -Casablanca-

■移動日 : 2010.08.01

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
フェズ  カサブランカ 3時間20分 鉄道(モロッコ国鉄:ONCF) 110モロッコディルハム=約1,100円

【チケット購入方法】

前日に、フェズ駅で購入。

移動メモ

フェズからカサブランカまでの鉄道移動。

09時50分フェズ駅発、13時10分カサ・ヴォワジャー駅着の列車。
2等車の切符を購入。1等車なら1人当り165モロッコディルハム。フェズからカサブランカまでは列車で1本。カサブランカにはカサ・ヴォワジャー駅とカサ・ポール駅の2つの駅があり、カサ・ヴォワジャー駅は街の中心にある国連広場から東に約2kmほど離れていて、各都市からの列車が多く停車するのはカサ・ヴォワジャー駅の方。港の近くにあるカサ・ポール駅は街の中心に近いが、ラバト方面の列車だけがこの駅に発着する。
列車の発車時間前にフェズ駅に行くと切符販売窓口が前日以上に混雑していたので前日に切符を購入しておいて本当に良かった。おそらく当日に購入していると乗りたい時間の列車に乗れなかったと思う。カサ・ヴォワジャー駅に到着すると切符販売窓口が空いていたので、すぐに翌日の空港までのチケットを購入。駅を出るとプチタクシーの客引きが何人も話しかけて来たので、大通りに出てから流しているプチタクシーをつかまえて宿まで行った。

内装もとても近代的なフェズ駅の建物

ホームに入るときに駅係員から切符のチェックがある

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カサブランカ -Casablanca-マドリッド(スペイン) -Madrid-

■移動日 : 2010.08.07

詳細経路 所要時間 交通手段(利用機関) 交通費(1人当り)
カサブランカ  マドリッド 1時間40分 飛行機(easy jet) 659モロッコディルハム=約6,590円

【チケット購入方法】

2週間前に、easy jetのウェブサイトから予約。

移動メモ

カサブランカからマドリッドまでの飛行機移動。

14時45分カサブランカ発、17時25分マドリッド着のEZY7882便。
航空券代とは別に預け入れの荷物ひとつにつき130モロッコディルハムとクレジットカードで決済する場合は1回につき手数料109モロッコディルハム必要となる。航空券を予約する際、複数区間を同時に予約することが可能なので、この場合はクレジットカード手数料は1回分だけとなる。カサブランカの空港は○駅に直結しているのでアクセスはとても楽だった。カサブランカの空港でモロッコディルハムを両替したが、5人ほどしか並んでいなかった両替所に20分並んだ。

easy jetの座席は自由席

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※トラベルデータに掲載している時間や料金、為替などの情報は旅行期間中のものです。